[体験談]辞めたいと思い続けて、4年目に看護師を辞めて無職になった話

こんにちは!恵理子です。

看護師の方は4年目あたりで働き方を考える方は多いのではないでしょうか?

私もその一人で、5年目までつづけようと入職時は思っていましたが、
4年目に退職することを決めます。

看護師辞めたい、やめるか悩んでる

そんな人の参考になればと思い、自分が退職して無職になった経緯を書こうと思います。

年数が上がるにつれ仕事の量が増え続けた

どの病院でも年数が上がることにより、やることは増えていくと思います。
仕事が増えるのは当たり前のことだとは思いますが、

当時、新人の頃は
慣れていけばいつかは楽になるはず…!
と思い、がむしゃらに仕事をしていた私。

年数が上がるにつれて、仕事は楽になるどころか増えていく現実を知り
あれ、仕事が楽になるどころか、どんどん辛くなる…
と、しんどさを感じる様になりました。

あるあるだと思いますが、
勤務年数が上がるごとに委員会や後輩指導、受け持ち業務…など仕事量はどんどん増えていきます。
またリーダー業務が始まることで責任もさらに重くなっていきました。

また私の部署は5年目を境に辞めていく方が多く、
中堅層が育たないことで、
仕事の負担が増えていく原因となっていました。

いつか楽になる!と思ってしまっていた私は、
このままでは、ずっと仕事に追われ続けるのか…
と違う働き方を考えるようになりました。

上司と反りが合わなかった

3年目になった頃、新しい師長が異動してきました。
その頃から、メンタルが崩れ始めました。

新しく異動してきた師長は上昇志向で、仕事ができないタイプには厳しく、
キャリアアップを重要視する方でした。
急性期病院だったので、キャリアアップが求められることは普通だったとは思います。

ただし、なんとか5年でも続けてみる!といったような私の考え方は通じず、
キャリアアップを目指さない=やる気がないと捉えられてしまいました。

やる気がない認定されてからは怒涛の日々で

・何かミスをしたら全員の前で指導され、目も合わせてくれなくなる。
・インシデントレポートを書き上げるまで、仕事を割り振ってくれない
・仕事中は常に監視されていて、なにかあると、すぐに飛んでくる。

などなど、働くことが苦痛になっていきました。

初めは我慢できたのですが、次第に

・師長と話すと嘔気を催す
・対人関係が怖くなり、人と目を合わせて話すことが怖くなる
・仕事辞めたい、消えたいと毎日泣いてしまう

と仕事に行くことが辛い日が増えていきました。

同僚や後輩も同じような指導を受けており、
師長が帰った後や夜勤中に泣いていた…という話も多々。

仕舞いには後輩が休職してしまい、部署でも問題になっていきました。

向上を求められ続け、3年目を終えた時に、

目標だった5年目まであと2年、この状況で働き続けたら自分は壊れる、と感じ

「もう来年度(4年目)で辞めよう」
と退職を決めるきっかけになります。

夜勤が精神的にきつかった

入職する前から、夜はしっかり寝ることが私にとっては大切でした。

夜に起きる事自体にストレスを感じるタイプで、
夜勤がない仕事の選択肢を広げるため、大学時代に保健師の資格をとりました。

新卒で保健師になることも考えましたが、看護師を学んでからでも遅くないと思い、
そのまま大学系列の病院に就職しました。

働き始めるとやっぱり夜に起きていることが負担になっていきます。

その不安もあり、夜勤前はいつもスマホで
「夜勤行きたくない」
「看護師辞めたい」
となんとか出社しなくていい方法を調べていました。


将来的に働き続ける未来が見えなかった


5年目以降も残る先輩には、仕事ができて憧れるけど、
「とても私には続けることが無理だな」
と感じるようなパワフルな方が多かったです。

例えば

  • 連勤中に飲み会に行って朝帰りしたまま出勤してくる。
  • 休日は違う病院でバイトをしている。
  • 睡眠時間3時間だけど、いつも通り。

みたいな人でした。

また出産後に時短で働いている方もパワフルで

  • 仕事の内容は他のスタッフと同じ量があるにも関わらず、短い時間で終わらせる
  • 平日5連勤がベース
  • 子どもを寝かしつけた後に飲み会に参加してくれる

などなど…とてもテキパキとした方が多かったです。

かく言う私は
中高文化部で、体力がなく、仕事が終わったらすぐに寝てしまう。
休日には夕方まで寝てしまい、動けない。

そんな私がもしこのまま働き続けて、子供を産んだら時短で働けるかな…

想像しただけでも「あ、無理だな」と感じていました。

仕事内容が自分に合っていないと感じていた

私は要領が悪いと悩んでいましたが、
患者さんに寄り添うことや、一人一人に丁寧に接する事は得意でした。


しかし急性期病院に勤めていたので、
多重業務や急変対応は当たり前、
仕事が終わらず1人だけ残業など日常茶飯事でした。


ついていくことがやっとな私は、
「なんで私はこんなに仕事ができないんだ…」
と新人時代から悩んでいました。

手のかかった新人時代でしたが、だんだんと要領も覚えてきて、
次第に仕事はこなせるようになっていきます。

しかし、最初からできていた人にはやはり敵わず、
仕事には向き不向きがあることを痛感していました。


次第に
「私の強みを活かした仕事を、早く見つけたほうがいいんじゃないか…?」
と退職に向けて情報収集を始めていました。

結婚を考えていた彼が遠方へ転勤になった 


4年目になった頃、お付き合いして2年目になる彼と同棲を考えていました。

もう今年で辞めよう…と考えていた4年目の半ばで、
彼が遠方へ転勤になります。

遠距離が始まってからは、平日勤務の彼とは予定が合わなくなっていきました。

週に1回会えていた時から、月に1回会えればいい方になり、
不規則なシフト勤務に不満を抱くようになります。

結婚も視野に入れて、彼との今後を考えていたので
仕事を辞める意思が強まったきっかけでした。

とにかく休みたかった

なんとか頑張って4年間看護師を続けていましたが、
4年目の最後にはとにかく心身共に疲れていました。

次の仕事を探すにも、疲れている状態でやりたい事など思いつかず悩みます。

ただ闇雲に
「無職になることはだめ、無職になるのは一番避けたい…」
と思い転職活動はしていました。

しかし次第に体は追い付かなくなっていき

・休日にも次の出勤のことを考えて休まらない
・出勤しても体調不良でうまく動けない日が増えた
・昼夜逆転が強まり、休日は夕方まで動けない

と、転職を考える余裕はなくなっていき、
「一度何も考えずにゆっくり休む期間がほしい…」
と感じるようになっていきました。

無理やり転職して仕事を続けることもできたのですが、

独身で長期休みがとれるって、かなり貴重なのではないか


と思い始めます。

仕事を続けることはもちろん大切ですが、
働き方を見直す、
自分の本当にやりたいことを見つめ直すためにも


一度休もう。


そう思えるようになり、次の仕事を決めずに退職に至りました。

おわりに


以上、私が仕事を辞めて無職になった話でした!


きっとあるあるな悩みばかりで、これらを耐えて仕事をやり続けている方も多いと思います。
頑張っている方本当にお疲れ様です。

無職になって結論「一度休めて本当に良かった。」
と感じています。

ただ、無職を推奨している訳ではないのであしからず…(笑)

皆さんの何か参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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